重圧に勝って世界2位の日本チーム。2016トライアル・デ・ナシオン

FIM TRIAL DES NATIONS 2016 Isola 2000

FIM TRIAL DES NATIONS 2016 Isola 2000

2016FIM TRIAL DES NATION
9月10日ー11日 ISOLA2000(フランス)

日本チーム
ライダー :藤波貴久/小川友幸/黒山健一
マインダー:Carles Barneda Romans/黒山二郎
チーム団長:西 英樹(MFJ トライアル委員長)
チームマネージャー:小谷 徹(MFJ トライアル委員 / トライアル選手会代表)
協賛企業
■株式会社アライヘルメット ■Airpeak(ビルマテル株式会社)
■本田技研工業株式会社   ■株式会社SHOEI
■株式会社ホンダ・レーシング ■ヤマハ発動機株式会社

事前認識では、優勝はスペイン。賭けが成立しないくらいの確率で誰もがそう思っていました。
では、その次は…?
イギリス? フランス? イタリア? 確かに世界で闘っている若いライダーを擁する国々です。しかし!
日本チームの名は、それ以上に挙がっていました。世界ランキング3位を獲得した藤波貴久選手、今は世界戦を回ってはいないけれど、出れば一桁入賞する実力をもつ小川友幸選手、黒山健一選手。開催国フランスのスタッフでさえ「2位はニッポンだね」と言う声も聞かれました。
最高で2位、最悪でも2位。これが今年の日本チームに課せられた命題でした。各選手も充分それは解っているので、プレッシャーもかなり大きかったと想像します。
また、日本の宿命として、大きなハンデキャップがあります。
時差ボケはもちろん、小川選手は藤波選手のスペアマシン、黒山選手は日本のマシンを空輸。しかし、日本では経験したことがない標高2000mに合わせたセッティングがどこまでできるか? また、藤波選手は左手の骨折が完治していないなど、不安要素を挙げればいくらでもあります。

今回のセクションは、一見難しそうで、しかし走ればクリーンできる(しなければならない)設定でした。しかも、一つ一つが長く、体力的に厳しい。
難しくすればスペイン勢の独壇場、下位の選手は手も足も出ないまま全滅。それを回避するための、「やや易し目、だけど長め」設定だったのではないかと思われます。
日本チームとしては、易しいとスペインにつけ込む可能性を見いだせます。しかし、逆にわずかなミスで他国にやられる可能性もある、諸刃の剣です。
18セクション×2ラップで、各国3名のライダーのうち、そのセクションで良いスコア二人分がそのセクションの点数となります。二人がクリーンして三人目が減点5でも、そのチームのスコアは「0」です。
今回の設定では、主催者の狙い通り(?)胃が痛くなるような大接戦の展開でした。
スペインチームはノーミスのオールクリーン。1ラップ目の日本チームは減点2、イギリスチームが減点3、フランス6点、イタリア8点。
2ラップ目もスペインチームはノーミスでオールクリーン達成。23度目の国別世界一を勝ち取りました。
日本チームは5点でトータル7点、イギリスチームも5点でトータル8点。わずか1点差で大接戦を制し、日本チームが史上最高位タイの2位を獲得しました。
思えば、昨年のスペインでの大会でも、スペイン、フランスに次いで3位に入った日本チームは、4位イギリスとは同減点クリーン差でした。2年続けてイギリスチームは悔しいでしょうね。

本当に厳しい闘いを終え、2位というこの上ない素晴らしい成績を収めた2016日本チーム。お疲れ様でした。
感動をありがとう!

リザルト
world-championship-results  world-trophy-results

MFJのホームページにも報告が出ています
http://www.mfj.or.jp/user/top/info/detail.php?aid=3498

デナシオンのレポートは、さらに詳しくストレートオン10月号(10月1日発行)に掲載されます。お楽しみに!

調整とウォーミングアップ。

調整とウォーミングアップ。

スコアボード(松本和宏さんのFACEBOOKからお借りしました)

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2位獲得!で選手と日本からの応援団の皆さん。

2位獲得!で選手と日本からの応援団の皆さん。


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