トライアル界一の「あきらめが悪い男」、藤波貴久選手が、またしても凄い記録を達成しました。
5年連続ランキング2位の後、2004年に世界チャンピオン獲得。
2015年、膝の靱帯断裂したままリハビリでランキング5位。
2016年、靱帯再腱手術後1年、ランキング3位争いをリード。
左手首骨折後1ヶ月で最終戦を迎え、ランキング3位返り咲き!
0からトライアル競技をスタートしても世界3位に届くライダーはわずか。その厳しい現実に対し、右膝前十字靱帯断裂という大きなマイナスから、0水準に戻すだけでも、尋常じゃない取り組みがあったはず。さらにそこから最先端のトライアルを身につける執念、努力。「僕がチャンピオンを取った2004年のレベルのままだと、今のトップ5にはとても入れませんよ」という世界で、再び世界の3位。
20年以上の間、一切の妥協なく保ち続けた「諦めない心」と「不断の努力」。
もう、もう、形容する言葉が見つかりません。
2016世界ランキング3位獲得、おめでとうございます。
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