2017全日本マスターズトライアル第2戦新潟大会レポート


2017全日本マスターズトライアル第2戦新潟大会

主催/日本トライアル連盟
承認/財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会
開催日/5月14日
会場/大日ヶ原特設会場(新潟県)

世界最高峰「年齢」のトライアル競技!

九州、大分で全日本トライアル選手権が開催された同日、新潟ではマスターズトライアル第2戦が開催されました。九州ではアラフォーライダーがチャンピオン争いをしていますが、こちらはアラシックス、アラセブン?が熱い戦いを繰り広げました。10年前は60歳以上のエントリーは皆無に近かったのが、今大会ではなんと8割以上が60歳以上!
5月の大日ヶ原は、緑が濃く水が澄んでとても気持ちが良い場所です。年によってはまだタラの芽が取れたりもします。今年は、九州で大雨を降らせた雨雲がそのまま新潟を襲って、前日は激しい風雨だったようです。しかし当日はカラッっと晴れ渡りいつもの気持ち良い大日が原でした。ただ、清流は濁ったまま水量も多かったようですね。
自然のままの沢、斜面のターンにセクションが作られ、トライアルライディングの基本である不整地でのスロットルコントロールとボディアクション、ターンテクニックの競い合いとなりました。もちろん、習熟度が高いライダーが上手ですが、歳を取ってからトライアルを始めた人でも、自分で走行ラインを読みチャレンジして、その結果に一喜一憂しながらも、ゴールした時に「ああ、面白かった。もっと練習しよう!」となるのが良いところです。年甲斐もなく(?)元気いっぱいでですね。世界のトライアルのトップはTRIAL GPですが、どっこいこっちはTRIAL G3(トライアルじいさん)の勢いが止まりません。
とは言え若者のチャレンジも待っています(とは言え年代別は45歳〜ですけど)。派手に跳んだり跳ねたりはTRIAL GPに任せて、マスターズは危険度を低く、基本技を試すセクションです。女性、ビギナー、オープン、ツインショックなど年齢に関係なく出場出来るクラスもありますので、腕前に自信が無くても大丈夫です。競技を経験することはステップアップに大いに影響します。マスターズトライアルは、そんな競技会なんです。
次戦は6月18日、京都の亀岡トライアルランドで開催されます。参加要項やエントリー方法等は、日本トライアル連盟のホームページ http://www.ftj.sakuraweb.com でご覧下さい。

リザルト→2017M2RESULT

基本はターン。究極もターン。

清流が前夜の雨で…。

表彰。ウイメンズB

表彰。オープンクラス

表彰。ビギナークラス

70歳代クラス表彰。

65歳代クラス表彰。

60歳代クラス表彰。

55歳代クラス表彰。

50歳代クラス表彰。


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