雨予報が、前日夕方に降っただけで当日は良い天気でした。
ここ、鳥取市鹿野町のヒロスポーツパークは、とにかく地形が凄い。自然の中に大岩、沢、斜面といくらでもダイナミックなセクションが出来る場所です。
国際A級スーパークラスは腰痛を抱えながらもライディングは(走ってみると)好調だった小川友幸選手が今季2勝目。マシンはバッチリだった黒山健一選手は、ただその仕様に慣れる時間がすくなく、微妙な感覚のズレがあったのかミスが出たようです。序盤をリードした野崎史高選手、競っていた小川毅士選手、トップが失敗したところをクリアしていく柴田暁選手や斎藤晶夫選手など、今年の全日本はますます濃い闘いになっています。
国際A級は平田貴裕選手が初優勝。本人曰く「たまたま調子が良かった」そうで。2位の本多元治選手は、タイムオーバー3分が痛かった。大ベテランでもペース配分、時間のコントロールが難しかったようです。3位は氏川政哉選手。「苦手な地形」とは良いながらも表彰台。
国際B級は長崎の坂井柚稀選手が初優勝。前戦で優勝した濱邉伶選手が4位と今年は九州の若手が良いですね。2位には塚本厚志選手、3位は125で走る倉持晃人選手。今年は元気な若手と渋い大ベテランが点数を争っています。
レディースは、いつもの4名、西村亜弥、小谷芙佐子、小玉絵里加、寺田智恵子各選手に加えて広島の稲垣和恵選手の5名が出走。昨年よりも今年はセクションが難しくなっていますが、全選手攻めていました。誤解を恐れずに言うと、昨年はヘナヘナっとした場面もあった気がしますが、今年は全員ピリッとしています。結果はぶっちぎりで西村選手が優勝でした。2位には小玉選手。3連連続2位だった小谷選手が3位に。小玉選手がランキング争い崖っぷちで踏みとどまった形です。
オープントロフィーには15歳の清水寧郁選手が経験を積んでがんばっています。
OVER50は喜岡修選手が国際B級(セクションは同じ)で優勝相当の成績で2連勝。
次の第5戦は7月16日、北海道大会 http://www.jmpsa.or.jp/block/hokkaido/race/e8522.html です。各クラスともランキング争いも激しくなってきています。
リザルトです→R4中国
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