ニューモデル

唯一無二のトライアルマシン。ヴェルティゴ2021モデル取材

フレーム、パワーユニットもユニークなトライアルマシン、VERTIGO(ヴェルティゴ)の2021年モデル試乗取材。
ストレートオン試乗ライダー、小谷徹選手と行ってきました。
クロモリ素材のトラスフレーム+インジェクション2ストロークエンジンの組み合わせはトライアル界唯一で、メインフレーム上部にエアクリーナーケース、燃料タンクがシート下とパーツレイアウトも独特です。そのため、重心位置もヴェルティゴ独特なもので、唯一無二の存在ですね。


燃調のセッティングもセンサーで気温などを拾って季節や標高に関係なくベストにアジャストされますが、オリジナルのセッティングアプリもあり、スマホで出力特性の変更も出来ます。
2021モデルは、前々に比べると回転の上がり方が鋭くなっています。グリップライディングの帝王ドギー・ランプキンが開発した初期モデルから、現ワークスライダーのハイメ・ブストの意見が反映されているのかもしれません。ただ、インジェクション燃料供給の特徴として、スロットルの開閉に極めて忠実にエンジンの回転、パワーの出方が反応するのが最大の特徴でしょう。キャブレターの曖昧さがある燃料供給のレスポンスとは、好みの違いがはっきり出ると思います。
それにしても削り出し製作された前後のハブなど、どこをとっても唯一無二のマシンは所有欲をそそりますね。
詳細な試乗レポートはストレートオン2021年2月号No.282に掲載予定です。お楽しみに。

Vertigo with MITANI 柴田暁選手
小谷徹選手の試乗レポートお楽しみに。
MFJ全日本トライアル選手権国際A級スーパークラスを闘うVertigo with MITANI。左から監督の三谷知明さん、柴田暁選手、柴田選手のアシスタント田中裕人さん。

vertigoホームページ
http://vertigomotors.com/en/vertigo-vertical-2021/
VERTIGO JAPAN
http://vertigo-japan.com

同日、国際A級、国際A級スーパークラスのライダー達が練習していました。

スーパークラスライダーが一年乗ると…。