マスターズトライアル 新着情報

マスターズトライアル第4戦中国大会レポート

2020FTJ全日本マスターズトライアル第4戦中国大会
開催日:7月26日
会場:ひろしま県民の森特設会場(広島県)
主催:日本トライアル連盟(FTJ)
主管:マスターズトライアル事務局
後援:ストレートオン
協賛:住友ゴム工業株式会社

夏でも涼しいマスターズ!!

3月29日の四国大会開催から4ヶ月弱。この間に4月の近畿大会、5月の新潟大会の開催予定がありましたが、やむを得ぬ理由で中止となっていました。そして迎えた7月26日の中国大会。会場は庄原市の広島けんみんの森特設会場。前回ここでの開催は雪が1メートルも積もった中で雪かきをしながらでしたが、今回は梅雨明け目前の蒸し暑い時季です。でも、中国山地に抱かれるここはかなり涼しいのが良いところ。
今回も新型コロナ感染症の影響か、エントリーが少なめでした。当日の出走は25台。その中で、まもなく82歳を迎える濱見正選手の姿がありました。80歳代以上はアシスタントの同行が規則で決まっていますが、65歳代クラスに出場の太田康弘選手とオープンDクラス(昨年まではビギナークラスが改称)出場の船冨優選手の二人が、出場しつつアシスタントも兼ねています。

世界最高年齢の現役トライアラーかも!?濱見正選手

また、遠く鹿児島から大田幸成選手、福岡から村上由美子選手(ご主人の隆宏さんは審判員として)が、東京からは気合いの入った70歳代、伊藤庄一選手や愛知の川瀬朋文選手、奈良の大西幸夫選手など、常連コンペティターももちろん集まっています。試乗会を兼ねてエトスデザインの近藤博志選手もエントリーです。

70歳代伊藤庄一選手
鹿児島から大田幸成選手

しばらく姿を見なかった早川兄二選手もやってきました。行けば大病で入院されていたそうで、「まだ完治していないので、出られたら走る」と、出る気満々です。
中国地方は密かに女性ライダーも多く、今回は広島の大森理江選手と米田一十三選手が、香川からは内田啓子選手がウイメンズCに出場します。内田選手と米田選手は、初コンペティションです。
曇り空の中、選手達は決められたスタート時間に特設のスタート台に上がり、1分おきに1台ずつスタートしていきます。セクションは全部で8カ所、これを第1から順にトライする本格的ルールで3ラップ(80歳代のみ2ラップ)です。

ドキドキの沢セクション

例年の中国大会は、ゲートマーカーの配置数が多くややこしいライン取りを強いられますが、今年はなぜかマーカーが少ないシンプルセクション。しかし滑る土や沢渡り、ゴロゴロ石に沢のターンなど所々手強いところもあり、少し苦労をしながらも技を使ったり押し出したりと奮闘。そして全員が無事完走しました。
この時間まで堪えていた雨がパラパラしつつもなんとか表彰式を終えた直後には梅雨の断末魔を思わせる土砂降りになりました。
さて、第5戦中部大会は8月30日開催予定でしたが、地元行政との申し合わせで中止となりました。それで残るのは11月1日の第6戦九州大会(熊本・植木トライアルランド)と11月15日の第7戦関東大会(茨城・オフロードパークSHIRAI)の2戦となっています。
詳しくはこちら
http://www.ftj.sakuraweb.com
第4戦四国大会リザルトはこちら
http://www.ftj.sakuraweb.com/2020/result_R4.html

45歳代クラス表彰
50歳代クラス表彰
55歳代クラス表彰
60歳代クラス表彰
65歳代クラス表彰
70歳代クラス表彰
75歳代クラス表彰
80歳代クラス表彰
オープンCクラス表彰
オープンDクラス表彰
ウイメンズCクラス表彰