マスターズトライアル

2022FTJ全日本マスターズトライアル第2戦四国大会

開催日:4月10日
会場:生名サーキットトライアル場(愛媛県越智郡)
主催:日本トライアル連盟
後援:ストレートオン
協賛:住友ゴム工業株式会社

大盛況だった開幕戦中国大会から1ヶ月。第2戦となる四国大会が4月10日に開催されました。会場は、例年と同じ愛媛県生名島の生名サーキットトライアル場。ここは愛媛県越智郡とはいうものの、広島の因島からフェリーに乗って海を渡ること3分で上陸。
過去の四国大会はというと、出走台数30台足らずの事もあってやや淋しい印象でしたが、今年は50台近くの選手がやって来ました。それも、以前は四国の国際B級メンバーがグループで参戦していた時期もあったのですが、諸事情で古株ライダーの参戦が休止となっている中、四国の新興勢力(?)のエントリーが増えました。もちろん、広島、山口など中国地方からの参戦もあります。つまり新しいマスターズトライアルフリークが増えてきたと言うことで、うれしい限りです。さらには、マスターズ常連ライダーが東京、埼玉、群馬、愛知、奈良、滋賀など遠方からやって来ます。
今年、日本トライアル連盟では、「FTJレディーストライアルチャレンジCUP」という女性限定の競技会のシリーズ戦を開催する予定です。そのために従来はマスターズの中に設けていた女性用クラス分けを廃止しました。これは“女性の出場お断り”と言うことではなくて、年代別クラス、もしくは技量別のオープンクラスに出場してもらえれば全然OKなのでした。今大会を見てみると、出走48台中7名の女性ライダーがやって来てくれました。改めてマスターズトライアルは、年代別クラスの他に、自分の技量に合わせて、年齢や性別に関係なくチャレンジできるクラスがあります。オープンCには愛媛から大久保由佳選手、広島の大森理江選手が、オープンDには神山由紀子選手、白川和子選手、山下実結選手、鈴木あゆみ選手、そしてオープンAには村上由美子選手がチャレンジしました。

現在では例え60歳を越えてもまだまだ現役バリバリで全日本トライアル選手権に出場する選手もいて、年代別クラスの存在意義が問われるところでもあります。しかし、ここに出場の価値を見い出している選手もいます。反面、年代別の枠に収まらない選手達はオープンクラスにチャレンジする傾向になってきました。それでオープンAクラスはかなりの激戦区になっています。「初めてのトライアル競技」ならオープンDからで大丈夫。
いくつになっても楽しく、真剣にトライアルにチャレンジできる、そんなマスターズトライアルなのでした。
さて、5月8日には初開催となる「FTJレディーストライアルチャレンジCUP」の開幕戦が茨城県のオフロードパークSHIRAIで開催されます。そしてその翌週、5月15日はマスターズトライアル第3戦新潟大会です。気候の良い時期でもありますので、気持ちの良い汗をかきに来て下さい。
今大会のリザルトやマスターズトライアル、レディーストライアルチャレンジCUPの詳細は日本トライアル連盟ホームページでご覧下さい。
さらに多くの写真と詳細なレポートはストレートオン5月号に掲載予定です。
http://www.ftj.sakuraweb.com