発行人のつぶやき

やる気満々、一切無駄がない取材。なのか…?

昨日ですが、GET The TECHの取材日でした。
ワタクシ、8月の平谷以来、トライアルマシンに乗っていません。気候も変わったのでマシンの調子を見るのと、ブーツのソール貼り替えの感触確認をしていると、マジシャン師匠登場。
恒例の青空整備が始まります。キャブ掃除、エアクリーナー掃除、クラッチ調整…。
だいたい到着後1時間はかかります。
合理的な二人は、この時に企画内容の打ち合わせもするのです。(^_^;)
時にはトライアルの未来を熱く語ることもあります。
無駄な会話は一切ありません。ホントです。第三者が聞いたら、なんてバカなことを、おまいら、漫才師か?と突っ込みたくなるような話でも、全てが無駄にならないのがすごいところです。
しかも、話が途切れない。
で、整備が終わり、さぁ、本日のお題目は?
師匠「テープと杭を持ってきたから、セクション作ってやろうよ」
僕 「えぇっ!?いつになく気合いが入っていますやん」
師匠「ビシッとやらんといかんでしょ、こういうことは」
ということで、テープが張られます。
師匠「泥さん、走ってみてよ」
と言われて、渾身の一発クリーン。
師匠「ふーん。やりますやん。さすがB級のはしくれでんな。ちょっと曲げ角度が甘かったか」
とお褒めの言葉を頂き、セクション手直しでいよいよ師匠のお手本。
実はここまでは僕だけが乗る準備が出来ていて、師匠はまだ普段着に草履でした。
で、師匠が着替えようと車に戻って…
「取材中止でんな」
な、なんで?いきなり!?
「ヘルメット、忘れた…」
がーん。マジッすか、師匠!
過去、二人とも何度かヘルメットに命を救われた経験があります。だから、ヘルメット無しで、まあ、いいか、とは絶対になりません。
その後は、熱い企画会議がアウトドアで続けられて、夕方解散。
内容の濃い一日でした。(T_T)
こういう濃い話し合いが、誌面作りに行かされるんです。一切の無駄はありません。
うれしかったこと一つ。
リス、見ました。かわいかったです。
(T_T)
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