GASGAS社再建に向けた続報

スペインのTorrot社による出資で再びガスガスが立ち直ることになった。Torrot社は電動バイクなどを製造しているメーカーだ。
日本の輸入代理店は引き続き株式会社マーチが行うことも決定。2016年モデルの仕様、入荷については、現時点の予定では4月のFIMトライアル世界選手権日本GPに間に合うように3月末から4月中頃ごろになりそう、ということだ。
Torrot社のCEOであるIvan Contrerasの会見を要約すると、
「2016年には2,000台のトライアルバイクを生産し、2018年には年間生産4,000台に届かせたい。Enduroの世界においてTorrotは、2017年に既存モデルよりも競争力のあるモデルを市場に流通させるべく、仕事を進めていきます。そして最終的には長期計画としてTorrotの先進技術を使ったGASGASの最初のElectric Offroadを生産すること。Torrotのチームは2016年の最初の四半期に会社が生産を始められるであろう車両の組立に必要な部品の為にサプライヤーに連絡を取っております。」ということだ。

発表によると、3年で1,300万ユーロ以上の投資で、
1.少人数の仲間による生産コントロールとその品質の保証。
2.バイクを生産する為に必要なコンポーネントを購入する取引による資金の循環で、GASGASが競技界でのリーダーであり続けるレベルを確立していく。
3.以前からいる55名の社員を守り、更に初期雇用として30名を会社の発展の為雇い入れ、2018年には80人に増やす事を見込んでいる。
という項目を挙げている。


Comments are closed