2016MFJ全日本トライアル選手権第2戦近畿大会
開催日/4月17日 会場/名阪スポーツランド(奈良県)
入場者数/1,300人
本大会には、先の九州地方で起きた震災で参加出来なかった選手がいらっしゃいます。
震災の被害に遭われた方に、心よりお見舞い申し上げます。
突然のことで、日本中に不安や混乱があるかとは思います。
会場でも急きょ義援金の募金活動が行われました。
国際A級スーパークラス:8セクション×3ラップ+SS×2
前日の土曜日は快晴、しかし当日は雨予報でした。会場はモトクロスコース脇の山肌、斜面などを利用してセクションが作られていて、砂土でザラザラな感じの地質です。
明け方から降り始めた雨は、国際A級のスタートの頃には上がり青空が顔を出します。その後強い陽射しが差し始めましたが、強風が絶え間なく吹き続ける一日でした。
きつい登りが恒例のこの会場、スーパークラスは第2セクションで1ラップ目、2ラップ目とも全員がアウトにたどり着けない等なかなか厳しい設定です。3ラップ目も全滅かと思われましたが、小川友幸選手がただ一人クリーン!素晴らしい。
国際A級:8セクション×3
村田慎示選手が17年ぶりの優勝!2位には平田貴裕選手、3位は前戦優勝の小野貴史選手、4位久岡孝二選手、4位磯谷玲選手と、ベテランと若手が交互に入り新旧交代に向けてますます混戦となっています。
国際B級:10セクション×2
14歳の池田蓮選手が2ラップ目オールクリーン、トータル減点4で堂々の初優勝。ヒルクライムは苦手、と言っていたのですが。2位の塚本厚志選手は安定した走り、しかし体力が…、と言っていました。3位小沼侑暉選手は、池田選手と一緒に回って競い合っての結果だそうです。そして4位に氏川政哉選手。強風の影響があったそうですが、それでも今回は池田選手には届かず。5位和田弘行選手は80年代のトップライダーだった人です。
レディース:8セクション×2
西村亜弥選手がオールクリーン達成!開幕から2連勝を飾りました。「楽しく走ることを心がけた」という小玉絵里加選手が2位に。出場メンバーは第1戦と同じ6名ですが、全員以前よりも開けっぷりが良くなり、力強くなっています。モチベーションと走るセクションのレベルが変わることが、良い方に向いていると感じます。
オープントロフィー:10セクション×2
50歳以上の元国際A級ライダーによる勝負は、中部トライアル委員長でもある岩田稔選手と、91年(?)に全日本で優勝した実績もある伊藤明男選手の一騎打ちでした。
さあ、今週末はFIMトライアル世界選手権日本GP、ゴールデンウィークにはFIMトライアルトレーニングキャンプ(レディーストライアルスクール)と忙しい春〜初夏となります。
ストレートオン5月号は、日本GPまでにはほぼ編集作業を終える予定です。
全リザルト→R2KINKI
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