【ボウ連勝!二日目レポ】FIMトライアル世界選手権第2戦ストライダー日本グランプリ

Trial125


Trial2


TrialGP

昨日とは打って変わって、朝曇りからの晴天。暑くなりました。
15カ所のセクションのうち7個が変更を受けてスタート。スタート順は一日目と同じ、予選で決められた順番です。
路面が乾いたことでセクションが易しくなりました。雨の一日目とは大違いです。
しかし、昨日と変わったことがもう一つありました。
ノーストップルールの採点基準は、FIMセクションアドバイザーのジョルディ・パスクェットさんの模範走行で摺り合わせが行われいたのですが、「一日目の採点で全体的に停止の判断が甘かったので、二日目は厳格に判断するよう」指示があったそうです。
オブザーバー(審判員)は、それに従って公平なジャッジをする事に最大限の努力をされていました。
あるセクションで、2メートル強の石柱を上がる場面。頂点でアンダーガードを引っかけて、押し出すのですが、さっと押し出せばOK、押し出すタイミングが遅れると停止の判定でした。オブザーバーは厳格にその違いを守っていたのですが、ライダーとしては「何であいつがセーフで俺がダメなんだ?」という光景も。その当たりはなかなかルールが難しいですね。
トニー・ボウが1ラップをわずか8点で回ってきます。アダム・ラガが14点、アルベルト・カベスタニーが16点。藤波貴久20点、ジェームズ・ダビルが21点と続きます。
トニーは、難攻不落の第7セクションで2度とも減点5となっています。ここは複雑なロックセクションで林間で路面が乾かないのです。助走部分がとんでもなく滑って、石を越える勢いがつかないのです。あと、第11でも減点5となり、14点と減点を増やしました。
ラガは2ラップ目にシンプルにボウを猛追することで減点を抑えました。しかし、優勝は22点のボウ、ラガは24点で2位に。しかし、一日目とは別人のような上手いラガでした。
3位には全体的に減点を抑えたカベスタニーが入り、4位は2ラップ目に第7を減点3で抜けるなどで、ボウと並ぶベストラップ8点をマークしトータル33点のファハルド。
ファハルドの2点及ばずの35点で藤波とハイメ・ブストが並びました。クリーン数も同じ、減点1の数が1つ多い藤波が5位となりました。
日本勢は、1ラップ目5位相当の21点で回った黒山健一に期待がかかりました。しかし、2ラップ目に減点を増やして10位。野崎史高は18位、小川友幸は20位とポイント獲得ならず、でした。
表彰式後は、藤波貴久、小川友幸、黒山健一トリオのスペシャルトークショーがあり、爆笑で日本グランプリは終了しました。
それにしても、日本GPは、屋台など食べ物も豊富、休憩施設もばっちり、もちろんトイレもしっかり、さらにストライダー試乗、BBQイベント、OSET試乗、トライアル自転車試乗など併催イベントもいっぱいあって、家族ぐるみで楽しめます。そこでこれ以上は無いトライアルを見ることが出来ます。もし来年、トライアル世界選手権がここで開催されるなら、仕事を休んででも見に来て下さい。絶対お勧めです。
僕も仕事を休んで見に来たいと強く思っています。

文末に予選、一日目、二日目全リザルト添付しています。

最終セクションを行く藤波貴久


2位アダム・ラガ。「昨日の5位は悔やみきれない」よう


マインダーのルイス・ガリャックの身内に不幸があって、急遽マインダーが変わったアルベルト・カベスタニー

第7セクションを行くトニー・ボウ

腰痛をおして完走したが、不本意。小川友幸

第10セクションの出来も順位の大きく影響した。黒山健一

18位野崎史高[/caption]

スペシャルトークショーは、ご存じの通り、爆笑に次ぐ爆笑


ストライダーであそぼう!


電動バイクOSETの試乗もありました

R2-QUAL-RESULTS

R2-D2-RESULTS-GP

R2-D2-RESULTS-2

R2-D2-RESULTS-125

R2-D1-RESULTS-GP

R2-D1-RESULTS-2

R2-D1-RESULTS-125


Comments are closed