【藤波3位!一日目レポ】FIMトライアル世界選手権第2戦ストライダー日本グランプリ

TrialGPクラス


Trial2クラス。優勝ガエル・シャターニョ、2位フランセスク・モレ、3位イワン・ロバート


Trial125クラス。優勝ビリー・グリーン、2位ロレンツォ・ガンドラ、3位エリック・ミクエル

15セクション×2ラップなんですが、1ラップ2時間45分+インターバル20分の後2ラップ目2時間45分という今年からの方式です。
雨が午前中まで降り続いたせいで、ここツインリンクもてぎはどこもかしこもドロドロ、ツルツルというかなりの悪コンディションでした。全開で跳ねた泥が飛びまくりのシーンも多々あり、それはまた大迫力です。
その中でトニー・ボウが圧勝です。フィジカルの強さに加えて、ライン(タイヤを置く位置)をとても細かく考えていて、その通りにマシンコントロールをします。おそらく下見で組み立てた頭の中のライディングイメージと寸分違わない走りを実現します。それがすごい。
藤波選手は「しんどいレースだった。でも、今年はそういう中できっちり成績を出したい」と。ジェロニ・ファハルドを1点上回り表彰台3位。仮を返した形です。
2位には予選から絶好調のジェームズ・ダビル。泥沼に強いイギリススタイルと最先端テクニックが融合したニューイングリッシュライディングですね。上手いです。
全日本勢では、黒山健一選手が指のケガで4針縫いながら11位、野崎史高選手がリアサストラブルで順位を落として13位。小川友幸選手は腰痛をかばいながらの辛いレースで19位でした。

ファーストトライ黒山健一。この直後滑落して指を挟む。


難攻不落、ツルツル岩野第7セクション。1ラップ目は減点1、しかし2ラップ目は滑落。トビー・ボウ。


ヨーロッパ勢も多くが失敗した第5セクションの岩盤登りを2点で抜けた野崎史高。


アクション!ジェロニ・ファハルド


我が子をつれて表彰台に。藤波貴久


観客の祝福に応えるトニー・ボウ。決してお尻を狙ったわけではありません


各セクションの各ライダーの減点数を瞬時に集計できるハイテク運営


結果表。TrialGP

結果表。TrialGP続き

結果表。Trial2

結果表。Trial2続き

結果表。Trial125

ニューイングリッシュライディング!ジェームズ・ダビル

写真ではいつも通りかっこいいGATTI小川友幸選手ですが。辛い一日でした


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